「スタジオ写真フェア2007」

odeko2007-06-19

東京ビッグサイトで明日20日(水)まで開催されている「スタジオ写真フェア2007」に行ってきました。
「プロフェッショナル向け唯一のビジネスフェア」と題して開催されているだけあって地味な感じではありますが…プロ機材&有料・無料セミナーがいろいろあります。
基本講演では(株)アマナの代表取締役社長である進藤氏が「映像新時代の切り口」というテーマ?でお話をされていました。自分のようなフリーカメラマンにとっては恐ろしい未来を見せられたような気分、いやいや未来ではなく現状はここまで来ています!といった内容だったので。。。現実です。

(株)アマナさんではストックフォトに加えてコマーシャル写真のお仕事もされているのですが、CGIを広告に使う仕事が増えているとの事です。多くのスタッフを連れて海外へ撮影に行くということもなくなり、新車や家具などもCGで描きライティングし撮影する。架空のビルを描けば権利の問題でもめる事もないですから。。。
何年か後には物撮りはCGIに取って代わり一部のカメラマン以外は…仕事が無くなるのか…
 
静止画と動画の融合、ネットワークの有効利用「より良いモノを、より早く、より安く、より安全に。」そう進藤氏はお話しされていました。
現実逃避していたり、一方向からしか物事を考えられなくなったり、変化に対応出来なくなっているような自分に不安を感じている最近、悩みがつきる事はありません。
でも、今気付かせてもらえた事に大きな感謝!!この場を借りて、自分にとって有意義な講演をありがとうございました。
 
キヤノンでは「先進的でクールなポートレートフォトソリューション」というコンセプトでスタジオ&ロケーションフォトのデモンストレーション。スタジオバージョンでは1Ds MarkII、ロケバージョンでは1D Mark IIIをワイヤレストランスミッターでPCに飛ばしてました。
1Ds MarkIIはJPEGで撮影していると言っていましたが転送にはけっこう時間がかかってるみたいだったので、RAWだと撮影中断しそうだな!?1D Mark IIIは転送がうまくいかなかったようで、婚礼だったらお客さんに大きな不安を与えそうです。
そんな自分もUSBで接続していてうまく転送出来ない事が…ビビります。
 
なんだかんだいって昼から夕方まで堪能し、未来の自分に不安を感じ、進むべき方向が解らなくなりながらも、気合いを入れ直した自分であります。