下町散歩「谷根千」part2

odeko2007-03-01

根津神社の境内には色々な人が日向ぼっこをしたり、犬の散歩をしたりしている人がいます。
撮影をしているときに発見したおじさんに声をかけてみると、突然話しかけたにもかかわらず気さくに会話してくれました。
おじさんも昔は写真が好きでよく撮っていたらしく、フイルム時代のことやらモノクロ現像の話やらでひとしきり盛り上がり、釣りや狩猟の話などなど…話題豊富なおじさん。いろいろ聞かせてくれありがとう!
そんなおじさんは8mmも趣味らしく、デジタルビデオが主流の今になって映写機を買ったそうです。
大阪の骨董市で偶然発見した映写機はもともと日活だか大映だかで使われていたという品。お店の人も今どき買う人はいないからと格安で売ってくれ、撮りためた8mmビデオを見るために10kgもある映写機を大阪から新幹線でワッセワッセと運んできたとのこと。
家の壁に映写してニコニコしながら眺めているおじさんの姿を想像して、ホッコリした気分になった自分がそこにいました。

そんな楽しい時間をくれたおじさんをパチリ!

大満足の根津神社をあとに谷中方面に出発〜
一本路地に足を踏み入れると、昔ながらの東京があちらこちらに残っていますね。


古い建物がどんどん少なくなって新しいマンションやお店がチラホラと出来ているようですが、下町の雰囲気は無くなって欲しくないな。

そうとう使い込まれたこのポスト
携帯なんてなかった時代の、大切な人とのコミュニケーションはここだからね。
手紙来てるかな?なんてポストの裏を開けるドキドキ感を思い出すなあ。

いきなり冷蔵庫?です。キリンビールがこれでもかと詰まった上には、天下一品キッコーマン
 
安田講堂
東大といえば安田講堂、まったく自分とは別世界ですが…やっぱり貫禄ありますね。
東大の辺りから路地に入って見ると、坂道や階段がやたらと沢山

旅館なんかも立ち並ぶこの界隈、同窓会やらをやっても楽しいのでは!?


建物も階段も「昭和」老朽化も進んでいるけど風情を感じる素敵な所
家同士が隙間のないくらい密接してて、うっかり撮り歩いていると民家の玄関先だったりすることもあるけれど…
こんどはゆっくり文豪の町を散策してみようと思います。



自転車でこの辺を走り回るのはきっと辛いはず
でも、子供やおばちゃん達は元気に走っているんだよね。
毎日毎日階段と坂道を歩いているんだから、この辺の人達は足腰がしっかりしているのかな?
コンビニ行くにも車を使ってしまう自分…自転車でも買おうかなと思う(だけ)。
 
谷根千散策もいよいよゴール。

最終地点は水道橋です。
疲れた体を癒すのは→温泉!!
そんな素敵な施設「ラクーア」に吸い込まれて行くのでありました。