odeko2006-05-12

いよいよ今月の14日(日)で閉館となる「交通博物館」へ行ってきました。JR秋葉原駅(電気街口)から徒歩4分のこの場所に移転して70年、今後はさいたま市の大宮で「鉄道博物館」として開館(2007年10月14日予定)するそうです。


現在の博物館は鉄道を中心に船・自動車・飛行機といった乗り物全般を展示していますが、今後は鉄道に特化した展示内容になるみたいですね。

自分は平日のお昼過ぎに行ったのですが…館内は予想を上回る人達。

ambleさんも書いていましたが、すっかり年をとった大きな子供達が目をギラギラさせたりウルウルさせたりしながら鉄道模型を眺めています。担架で運ばれているおじさんもいましたが、本当の子供達より楽しげに運転席に座っている姿はなんだか微笑ましい。まぁ自分もそうとうニヤニヤしていたことと思いますが。

祖父が国鉄関係の仕事をしていたこともあって、子供の頃にはよく連れて来てもらった記憶があります。伯母さんの話によると暇があると来ていたらしく、祖父が一生懸命に鉄道のことを説明していたそうな。。大人になってからは足を向けることは無くなっていたので入るのがもったいなくて?入口にある新幹線とSLの前からなかなか先に進めずウロウロしながら写真をパシャリ、新幹線の前で写真を撮っている子供に本気で嫉妬しましたよ。。。
そんな変な緊張感に包まれながら館内に足を踏み入れた瞬間!!!楽しい思い出や祖父のことが頭の中をぐるんぐるん駆け巡り始めました。
ただただSLを眺めているだけで頭の中は少年時代へとタイムスリップ、なんだか目頭が熱くなる。。。信号機や木製の枕木や電車の運転席…ここには思い出がいっぱい詰まっていたんですね、中に入るまで気が付きませんでしたよ。なくなっちゃうのは寂しいですが「楽しい思い出をありがとう!」そう心の中で叫んだのです。


最近は見かけなくなりましたが日にちや名前を刻印できる記念メダルを自分にプレゼント。