なんと!!Nikonが銀塩製品(フィルムカメラ製品)の大幅縮小を発表しました。
大判カメラ用レンズ、引伸し用レンズの全製品と35mm銀塩ボディとマニュアルレンズ(一部を除く)が生産を終了とのこと。35mmのみならず大判カメラ・引伸しレンズまでもってことは本気でアナログ撤退するもようです。
うぅ…自分はCanonユーザーですが寂しさでいっぱいです。いつかはこうなると思っていましたが、こんなに早くデジタルの波が押し寄せてくるとは想像以上です。仕事でもプライベートでもアナログは使っていませんが悲しい。
でも自分はアナログとデジタルのちょうど狭間を経験することができて、良い意味でも悪い意味でも幸せな気がします。アナログの楽しさ面倒くささ難しさを経験したからこそ、デジタルの便利さ面倒くささ難しさ楽しさをより実感できたんだなって。
でも、どうなっちゃうんだろう銀塩。「銀塩は無くならないよ」なんて話を写真仲間とはしていたけど、解らなくなって来た。初めての暗室に入ったとき、現像液の中で像がフワァ〜っと浮かび上がって来た時の感動を理解できない人達ばっかりになっちゃうなんて切ない。

広告業界ではデジタル化がかなり進んでいるけど、婚礼業界はまだまだデジタル化に遅れをとってます。でもこの様子だと一気にデジタル化!なんてこともあり得るな。さしずめスナップの全面デジタル化ってことから始まるのか。