odeko2006-01-18

先日、毎年1月15・16日、12月15・16日の4日間に世田谷線の世田谷駅〜上町駅間で開催されている「世田谷ボロ市」に行ってきました。この「世田谷ボロ市」は天正6年(1578年)小田原城主の北条氏政がこの地(世田谷宿)に楽市を開いたのが始まりだそうで、本年で426年継承している無形文化財だそうです。
1月16日に行ったのですが雨が降りそうな微妙ななか幸い天気に恵まれたこともあってか、もの凄い人人人…日頃は静かなところのようですが、このイベント中はかなりの賑わいをみせております。現代のフリーマーケットのはしりともいえるイベントだけに客層は様々、まさに老若男女入り交じった不思議な世界です。


骨董品・おもちゃ・日用品・着物などなど様々な露天がところ狭しと並んでいるのですが、今回の目的は着物。ちょっと様子見のつもりくらいで行ったのですが、その場の雰囲気と露天商の見事なトークにのせられて…
毎年お店を出しているというこの露天で
初心者の質問にも快く答えてくれて、色々なアドバイスを頂きました。男物はやはり少ないらしく、年末と1月の初日でだいぶはけてしまったとのことでした。そんななか身丈も自分にぴったりな一品を発見!

濃い茶色にストライプ模様がかすかに入った紬。自分の持っているウールとは違い軽くて肌触りもさらっとしています。袖を通していない仕付けがついた状態で3300円!!即買いです。年末にはトンビ(和服用コート)を持ってくるということなので、一目散にこの店へ直行します。

そしてこの店で
一着買ってしまうと気持ちが大きくなるもんで、きょろきょろと物色しながら歩いていると柄物の一品を発見!

紺に白の模様が入った木綿大島??お店の人やまわりのおば様方は柄を見て大島だと言ってました。名前だけは聞いたことありますが大島と言えば紬が有名です…あきらかに木綿だが、気に入っちゃったので購入。3000円おまけしてもらって9000円なり。おまけに綿入り長襦袢をいただきました。

さらに物色しまくり半衿×2=1000円、桐下駄2000円を買っちゃいました。夜から友達も合流したとはいえ5時間近く歩き回っていたことになります。
なかなか着物を着る機会が無いけど、いっぱい買ったし今年は着物でお出かけだ!!

さっ年末も行こっと。