「ハンニバル・ライジング」

odeko2007-05-01

羊たちの沈黙」「ハンニバル」「レッド・ドラゴン」に続くシリーズ最新作「ハンニバル・ライジング」を観てきました。レクター博士誕生の謎が解き明かされる!その鍵は日本に あるそうです。

1952年のリトアニア。戦争により両親と死別してしまったレクターと妹ミーシャは山小屋で生活を始めるのだが、突然あらわれた脱走兵達に拘束されてしまう。
山小屋での出来事により記憶と言葉を一部失ってしまったレクターは孤児院に収容され厳しい日々を送っていたが、脱走をはかり叔父の住むパリへと逃亡。そこで出会うレディ・ムラサキのもとで成長していくレクター、そして失っていた記憶が徐々によみがえり始める…

以下ネタバレあり
冒頭のリトアニア、妹のミーシャがとても愛らしく妹を想う兄の気持ちがあたたかく伝わってきます。この妹が可愛らしいんですよ〜一家の太陽のようにキラキラしていて
それゆえ戦争による両親との死別、脱走兵に拘束された山小屋での恐怖は戦争の残酷さ卑劣さを再認識させられました。今もこの地球上で紛争や戦争が行なわれている現実を思うと悲しい。
 
成長したレクターがパリで出会うのが未亡人のレディ・ムラサキ。うぅ〜凄い事になってます。彼女の家にあるのは木彫りの仮面がぶら下がった部屋。奥には鎧兜に日本刀、五月人形のように飾ってありますがどうやら信仰の対象のようですな。レディ・ムラサキは剣道の達人?のようでレクターに技を伝授。
日本人の目には残念ながら不思議ワールドだけど、武士道精神オリエンタル〜なんでしょうか!?どうして日本が登場したのか、いまだに理解出来ていない自分であります。
え〜ここからは妹の敵討ち、ひとりひとり復讐していきますが殺してほほ肉食べて…いきなり食べちゃってます??どうして食べちゃったんでしょうか?そしてグロイです。直視出来ない人多発。食べながらの鑑賞はおすすめ出来ません。もちろん観賞後の焼肉は厳しいかと思われます。
R-15 納得です。
 
え〜このシリーズはもうこのへんで打ち止めにしてもらえないでしょうか。「羊たちの沈黙」が可哀相に思えてくるもんで。