odeko2005-11-05

「横浜トリエンナーレ2005」に行ってきました。この展覧会は「アートサーカス(日常からの跳躍)」をテーマに横浜の山下公園先にある山下ふ頭で12月18日まで開催されています。開催時間は10時〜18時なのですが、金曜日のみ21時閉館ということで夕方から足を運んでみると…意外なほどガラガラです。
入口付近にあるサーカスは10月1日で終了してしまい観ることができないのは残念ですが、メイン会場の展示はなかなか楽しめそうな感じですね。しかし一般的な展覧会とは異なり、見学している自分たちも関わりながら体で感じる内容なので、人それぞれが作品と向き合う距離で受ける印象は大きく変わってくると思います。チケットは当日券とフリーパスがあり、自分は期間中に何度でも入場できるフリーパス(3,500円)を購入しました。ひとつひとつの作品にじっくり向き合ってみたかったのと、日中と夜とでの雰囲気の違いを感じてみたかったのがその理由です。

夜のトリエンナーレは会場内のナカニワスクリーンで上映されている「ナカニワ映像プログラム」が楽しめます。暗くなってからの上映のため、スクリーンに映し出される映像と真っ暗な夜空の組み合わせは古い映画などに出てくる屋外映画。無造作に並べられたリクライニング式キャンピングチェアーに寝転びながらその空間自体を楽しむのもいい感じです。でもでもでも…寒いです、ブランケットを貸してくれますが時間の問題でアッという間に体から冷えきります。夜行くなら厚着をして行くことを強くオススメします!!
さてさてすっかり冷えた体と空腹を満たすために「コクサイヤタイムラ」へ……2件しか店がありません。たまたまなのでしょう…夜だからでしょう…人が少ないからでしょう…屋台村のはずですが。でも、トイレは仮設ですが綺麗です。

室内の展示は多種多様。表現方法って本当に沢山ありますね、映像作品も多いのでじっくり見ているとみるみるうちに時間が過ぎて行きます。でもサクッと見たらすぐに見終わります(笑)。自分なりに作者の心を想像してみたり、作品から自分が思いもつかないような新しいインスピレーション受けながら今回は全体を眺めてみました。
ボランティアによるガイドツアーもあるとのことなので、次回は一つ一つの作品をじっくり眺めてみたいと思います。