「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン 東洋と西洋のまなざし」

odeko2010-01-13

恵比寿にある東京都写真美術館へ久しぶりに行ってきました。
ガーデンプレイスはまるでクリスマスに戻ったかのようにキラキラ。
Baccarat!
 
中央にあるでっかいBaccaratのシャンデリアは14日まで輝いているそうです。


今回の目的は2月7日(日)まで開催されている「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン 東洋と西洋のまなざし」
週末のトワイライト営業を利用してのんびり鑑賞したいと思います。
 

自分達は時間的に観れなかったのですが、15日までは1階のホールで「アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶」というドキュメンタリーが上映されているそうです。
上映後に行われている学芸員の方によるイブニングトークには参加できるという事で、写真展を見る前にお話を聞いてみる事にしました。
 
木村伊兵衛アンリ・カルティエ=ブレッソンの略歴と作品解説をスライドを観ながら解説するという内容のトークでしたが、予備知識のない自分達にはとても参考になり大正解です。
作者の意図を少しでも感じながら実際の作品を鑑賞できるのは充実感がアップしますね。 
 
アンリ・カルティエ=ブレッソンの作品は、スナップなのに緻密な計算をした上で作り込んだ撮影しているのではないか
と思うほど安定した構図がとても気持ちよいです。
一瞬のうちに画面全体の構成を考え、人や物を画面のどの部分に配置して、背景のどこを切り取るのか…
絵画を勉強したという経歴も影響しているのかな?と思いつつ
自分ももっともっと勉強しないといけないと教えられました。 
 
写真展の後半には2人のベタも公開されています。
学芸員の人は「カメラマンは撮影している姿を見られるのが恥ずかしい」
と言っていましたが、個人的にはベタを見られるのはなんだか恥ずかしいんだけどなぁ。。