「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」

odeko2007-03-08


テレビの予告で気になっていた作品「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」を観てきました。予告を見ているだけでもワクワク、頭の中ではバブル時代の思い出が溢れ出して止まりません。
 

バブル崩壊後の景気対策により日本の借金は膨大な金額となり、いまや国家破壊の危機をむかえている。そんなバブル崩壊を阻止するために1990年にタイムスリップした真理子(薬師丸ひろ子)。現代に生きる真弓(広末涼子)も母を捜しに洗濯機型タイムマシーンに乗ってバブル全盛期の1990年に向かうコメディー作品

 
映画って楽しいなあ〜
観客は自分を含めて3人だけというほぼ貸し切り状態の中…
バブル絶頂の1990年に自分もタイムスリップしてきました。
 
ネタバレあり
 
笑って 懐かしんで 
ちょびっとジーンとして 懐かしんで 
広末は可愛いな〜と感動して 懐かしんで
懐かしんで 懐かしんで
 
今の子達が観たらどうなんだ?と終わったあとに思ったけれど
自分は素直に懐かしいな〜と。。。
 
わずか17年前の事なのに、随分と昔のような昨日の事のような気分でアッというまの2時間。

広末好きは迷わず映画館へGo!
とにかく可愛いですね。一回だけ本人にあった事がありますが全然つんけんしてなくて好印象だったんだけど、今回の映画でまたまたイメージアップ(自分の中で)
セクシーっぷりも弾けっぷりも◎
まわりを固める役者人は阿部寛薬師丸ひろ子伊武雅刀もさすがの演技だけど、バブル崩壊で人生も崩壊しちゃった現在と一流銀行に就職が決まりウキウキ気分の1990年を劇団ひとりがいい味出して演じています。
お立ち台の飯島愛は本人が鉄骨娘の鷲尾いさ子も映像で登場
後半ではスーツ姿の下川路(阿部寛)と真弓(広末涼子)の二人乗りスーパーカブがガラスを突き破って登場したりもします。
 

特にバブル絶頂期に東京で青春時代を過ごしたディスコ世代なら必見ですな。
下から上までディスコのスクエアビルをはじめ、六本木はディスコだらけ
スーツを見ては肩パット満載のWスーツを朝から並んで丸井のバーゲンで買った日々を思い出し、Vゾーンのやたらと広いシングルスーツや紺ブレに「そうそう」と突っ込みを入れ
ペイズリーのネクタイに苦笑
パーティ、ワンレンボディコン満載の六本木、タクシー券に大きく頷き
改札も自動改札じゃなかった 駅員さんが切符切り器(名前が分からん)を軽快にカチャカチャならしていたなとすっかりタイムスリップ状態です。

ALWAYS 三丁目の夕日」よりも(まあ当然ですが)体感している分だけ嬉しくて、思わず顔がほころびます。
 
当時、一世風靡したディスコ「マハラジャ」もDJブースやらお立ち台やらあの内装は当時のままで登場します(設定では別のディスコですが)。VIPルームにチークタイム、ユーロビートに身も心も踊りまくり!!当時の踊りを見たときにはうれし涙が出そうになりながら心の中で手を叩いていた自分です。
<COLEZO!TWIN>君の瞳に恋してる~ボーイズ・タウン・ギャング・グレイテスト・ヒッツBoys Town Gangの「君の瞳に恋してる」はやっぱ名曲だね。
とはいえストーリーやら迫力のかけらもないSPやら 突っ込みどころは満載なので要注意。

 
バブル時代を体験できた自分はある意味ラッキーだったのかな?日本中が浮かれポンチでこんな世の中がズーッと続くんだと当然のように思っていたし、六本木のカローラと言われていたBMW3シリーズにいつかは乗れるんだと妄想も…
カラオケや携帯が普及しはじめて、知らない人達の前で歌ったり待ち合わせで迷子になる事もなくなった今、便利ないい時代になったのかどうなのか??
映画の中でも携帯命の真弓(広末涼子)を見ていると考えさせられますが、そんな自分も手放す事はできません。携帯が水没するシーンで一言「携帯が死んだ…」と人生の終わりのようにつぶやく広末、じゃない真弓 なぜだかツボでした。


観る人により感動に個人差がかなりあると思われる作品であります。

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