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先週末に発売された気になるコンパクトカメラがあります。リコーから発売された「GR-D」というカメラなんですが、ズーム機能もない単焦点レンズで77,400円という値段からもマニアックなカメラの部類に入るのかもしれません。アナログのGRシリーズはコンパクトカメラとしては飛び抜けた描写力ということもありプロをも含めた多くの人達に愛されています、デジタル版はどれほどの評価を受けるのか気になるところです。
そんなわけでカメラ店に展示品を見に行ってみると、予想以上に薄くて小さいですね。液晶も手頃な大きさで軽く膨らんだグリップも握りやすい、欲しい。普段持ち歩くコンデジを探している自分にまたまた悩ませる製品の登場なんです…
なんでそんな不便なカメラをと思われる方も多いと思いますが、昔々写真を始めた頃「写真の基本は標準レンズの50mm。ズームなんて邪道だ！」と言われていたことが記憶の中に残っているのか？個人的にコンデジは単焦点レンズが欲しいと思っている自分。大きく撮りたければ近づいて、広く撮りたければ後に下がって、そんなふうに写真を撮りたいと思うのです。